節約との向き合い方。
こんばんは(*^^*)
結婚して5年。スーパーに通うようになり、
ほとんどの品のだいたいの値段は分かるようになり、
毎度にらめっこしております。
我が家は結婚当初、全く貯金がなく、(身内からの援助がなかったため、結婚式代や新生活にかかる費用もろもろで消えてしまいましたっ!!)
私はすぐに長男を産んでいたので働いておらず、
主人の給料も本当にわずかなものでした。←失礼。
生活もカツカツで、お金のことでイライラしたり、仕方ないことなのにケンカになってしまったり。
家賃も低く済ましている、光熱費もおさえている、無駄な買い物もしていない。
それでも、貯金どころかマイナスになっていく我が家の通帳。
1度だけ、そんな時期に家を飛び出したことがあります。( ;∀;)
ほんの、ほんの些細なことなんですけどね。
スーパーに行って、食パンを買おうって時に。
私は昔からPASCOの"超熟"が大好きで、実家もいつもそれだったんです。
それが138円とかだったかな。
すると、隣で見ていた主人が、
「パンなんてどれも一緒だから安いのにしよう!」
と言って、スーパーで1番安い79円の食パンと交換しました。
「え、超熟が食べたいんだけど」
もっと反抗したかったけれど、節約のが大事だと思い、しぶしぶレジへ。
なんだろう…この何ともいえないモヤモヤした感じ。泣きそうだ…!!
高いものは何も買ってない、
安いもので手作りしなきゃって考えて、
でも、パンくらい!
138円のパンくらい!!
選ばせてほしい!!!
パンがどうとか、そんなことじゃなく。
全てに"節約"という言葉が付きまとい、
重荷でしかなくなった。
自分の好きなものを1つでも選べないのか。
食べたいものを食べられないのか。
どうしてそこまでしなきゃいけないの?
もう、実家に帰りたい!!
雪の中、車を走らせ、実家の近くまで行き、
考えました。
きっと私の両親は、同情なんてしない。
かわいそうなんて言ってくれない。
自分で選んだ人、
自分で選んだ道。
弱音を吐いて戻ってくることなんて、少しも望んでいない。
顔をみせることもなく、家に戻りました。
私は、結婚生活に少し疲れていたのだと思います。初めての子育てをしながら、日中誰かと会話をしない空しさもあって。
自分で働いたお金で好きなものを買えないストレスもありました。
家に帰り、
「そこまで思いつめてるなんて思わなかった。ごめんね」
と謝ってくれました。
私は甘かったんです。
自分の給料のせいで、家族がストレスをため、家を出るなんて、
男の人にとって、どれほどつらいことで、
どれほどプライドを傷つけたか。
本当に反省しました。
それから私は変わりました!
がんばって、とかではなく。
今の自分と家族を受け止めて、家族のためにできることをしよう。
そう考えると、自然に変わることができました。
今では、安いパンだっておいしいなと思いますし、基本は全て安さが1番です!
安くても、色々な工夫次第で豪華にもおいしくもなるということを学び、
食費もストレスなく抑えられています。
主人の仕事も環境が変わり、以前ほどの苦しさはなく過ごさせてもらっていますが、
子どもたちの将来のため、マイホームのため、夫婦の老後のため、
自分たちの身の丈に合った節約をしていかなければな、と思います(^o^)